りょーのトイガンライフ

トイガンの紹介やカスタム、HOW TO など

東京マルイ USP COMPACT

お久しぶりです。RYOです。

 

今回は2015年4月に東京マルイから発売された、ガスブローバックハンドガンHK USP COMPACTをレビューして行きます。 

f:id:ryo-seals:20190418015241j:image

[実銃のHk USP Compact]

  ・実銃は1993年に開発された Hk USPのコンパクトモデルになります。

 

実銃のUSPは、近代的なポリマーフレームを用いる銃です。

 

ポリマーフレームというと、やはり皆さんGLOCKを思い浮かべる方が多いでしょう。このUSPはそんなGLOCKとは対極的な設計思想の銃と言えると思います。フレームはポリマーフレームですが、ハンマーファイアであり、セイフティとデコッカーを備え、より軍での使用に適した拳銃と言った感じがします。そのUSPのコンパクトモデルのニーズはやはり、私服警官や護身のためのコンシールドキャリーといったところでしょうか。

 

USP Compactにも使用弾薬のバリエーションがあり、9x19m 、40S&W、357SIG、45ACPと、それぞれラインアップされています。

f:id:ryo-seals:20190418015337j:image

[エアガンの性能]

・DATA

・全   長  173mm

・銃身長  75mm

・重   量  685g

・弾  薬  6mmBB

[インプレッション]

  ・この銃はかなり気に入ってる銃でして、手の中にちょうどぴったりと収まってくれる、そんな感覚を覚えさせてくれるものです。マガジンに施されているフィンガーチャンネルもちょうど良いサイズで、銃をしっかり握るのにとても役だちます。

 

  グリップも同じ、9mmを使用するほかの銃よりも圧倒的に握りやすいなと言った印象を受けました。

 

[東京マルイのUSP Compact]

f:id:ryo-seals:20190418015438j:image

  ・右側にはディコッキングレバーとスライドストップレバーがあります。

 

ディコッキングレバーを上に上げることでセーフティをかけることも可能です。

 

この銃はシングルアクション/ダブルアクションですが、作動方式でもいくつかバリエーションがあら、東京マルイのUSPシリーズは、Ver.1と呼ばれるものになっています。

 

   ヴァリアント1は、シングルアクション/ダブルアクションで、セーフティ、ディコッカーという操作系統になっています。この操作系統の配置は、1911と同じ操作感覚になるように設計されたと何処かで見た覚えがあります。それが真実かどうかは分かりませんが、銃を構えてるとなるほどな、という位置にレバー類が配置されています。

 

[安全装置]

f:id:ryo-seals:20190418015516j:image

  ・デコッキング/セーフティレバーは、コックアンドロックもできますし、ハンマーをハーフコックまで落として携行することもでき、非常に運用の幅が広いと思います。

 

スライドストップレバーは大きめで、操作しやすいと思います。

 

  当然、スライドストップによるノッチの削れを防止するための金属のパーツが入れられているので遠慮なくスライドストップを解除することができます笑

コンシールドキャリーをする事を考えて、衣服などに引っかからないようにスパーレスハンマーが採用されています。個人的にはこれがかなりかっこ良いなと思います。

 

[マガジンキャッチ]

f:id:ryo-seals:20190418015540j:image

  ・マガジンキャッチは左右どちらからでも操作できるように作られたレバータイプ。

 

 USPCのレバーは私にとっては少し小型で操作しにくく感じました。

 

[サイトピクチャー]

f:id:ryo-seals:20190418015644j:image

  ・サイトは3点ドットが入れられた標準的な物です。

可もなく不可もなかといった感じで特に特筆することはないでしょう。

 

[他のコンパクトオートとの比較]

f:id:ryo-seals:20190418015737j:image

  ・代表的なポリマーフレームオートのコンパクトオートであるKJワークス製のGLOCK19が手元にあるので比較してみます。

 

  全長はほぼ同サイズですが、スライドの高さで、USPはがたいが良いなあといった印象を受けます。

リッピングに関しては、USPの方が好きです。構えた時に自然とスッと一番いいポジションに手が治ります。

 

  GLOCKはフィンガーチャンネルがあるのが好みではありません。

 

[左側インプレッション]

f:id:ryo-seals:20190418015937j:image

  エジェクションポートは現代のオートらしく大きめです。

 

エキストラクターはスライドと一体成型になっています。

 

[終わりに]

f:id:ryo-seals:20190418020125j:image

・コンパクトながら、最近のガスブロらしく大容量のシリンダから生み出される力強いブローバックで楽しませてくれます。

グルーピングもよく、個人的にはデコッキングやセーフティといった操作ができるのが嬉しいです。

 

ただ、2点ほど少し満足いかない点があります。

1点目は、私の使い方に起因することですが、

f:id:ryo-seals:20190418020236j:image

上記の画像のような握り方をすると、デコッキングレバーがとても邪魔になる点です。

親指を立てて握りたい人なのでガツガツデコッキングレバーに親指が当たるのは気になります…。

 

2つ目はレールが独自規格な点です。

USP COMPACTにも、アンダーレールは装備されていますが、ピカニティーレールではなく独自規格のアンダーレールになっています。アダプターを介して、ピカニティー対応のウエポンライトなどを取り付けることはできますが、やはりアダプターを介さないと行けないのはデメリットの一つだと感じました。

今回取り上げた、東京マルイ製USPコンパクトの感想としては、9mmダブルカラムながらとても握りやすいグリップと、見た目に反した握りやすさ、そして柔軟な運用を可能としてくれるセーフティ/デコッカー、そして大容量のシリンダーによる力強いブローバックが楽しめる、とても撃ってて楽しいピストルだと感じました。

 

次回もお楽しみに!