マルゼン M93R-FS スペシャルフォース
どうもみなさん、こんにちは!
ガスブロと一緒で夏が大好きなりょーですが、9月に入って一気に秋めいた気温になって少しセンチメンタルになっています笑
さて、今回はマルゼンのM93R-FSスペシャルフォースをレビューします!
実銃のM93R
まずは実銃のM93Rについてです。
実銃のM93Rは1977年にイタリアのベレッタによって開発されました。
ベースとなったのはberetta 92。プロップアップ式ショートリコイルなのは継承されていますが、シングルアクションになっています。耐久力を上げるため共通の部品は多くはありません。
M1951Rの後継として開発され、対テロや要人警護等で使用されました。
前回同じようなコンセプトで同年代に開発されたGLOCK18Cを紹介しましたね。
似たようなコンセプトで開発された両銃ですが、93Rが特徴的なのは、バーストという点です。余談ですが、93“R“はイタリア語でバーストを意味するRafficaの頭文字です。
いくら簡易的なストックを装備したとしてもピストルでフルオートをコントロールするのは誰にとっても難しい問題でした。93Rはこの問題をフルオートではなく3点バーストに収め、発射サイクルを高速にし、バレルが跳ね上がり切る前に次弾を撃ち出すようになっています。
マルゼン M93R-FS スペシャルフォース
全てのアクセサリーを装備するとこんな感じ。個人的には、エクステンドマガジンやサプレッサーかスレイテッドバレル、ライトがモリモリのヤる気に溢れた銃は大好きです笑
銃が全体的にベースになった92fよりゴツく、トリガーガードもワイドです。アンダーレールはグリップを取り付ける穴を活用して取り付けられています。
固定スライドなので当然バーストで撃つことはできませんが、ダブルアクション/シングルアクションで打つことができ、セレクターはこのエアガンでは安全装置として機能します。
1911のサムセーフティのような操作感ですが、しっかりハイグリップをしていると親指と人差し指の間の肉に邪魔されて解除しきれないことがあります。(写真)
スライドストップやテイクダウンレバーは稼働しませんが別パーツで動かないのが不思議な暗いです。
反対側はこんな感じ。スライドのディコッカーがなく、上部が平にきり落ちているのでゴツい印象です、トリガーバーとかを見るとベレッタだなと思いますね。
トリガーの引きはかなり軽いのですが、バネのバイーンという共鳴が気になります。
マグウェルの後ろにはストックをつけるための穴があります。
サイトは至ってシンプルでグロックや最近はp320に慣れていると狙いにくく感じます。
パッと構えると、スライドからの光の反射で一度フロントサイトを探す必要があります。
サプレッサーがかなりスリムなのでサイティングの邪魔にはならないです。しかしスライドの上部が平らなので、なんとかしてrmrみたいな小型の光学機器を乗っけちゃった方がいいです
ね。
サプレッサーはかなりスリムです。外装はシンプルなアルミの筒で中にはスポンジが入っています。
銃本体のガスポートにアダプターを噛ませ、サプを取り付けます。
ライトは20ルーメンとのことです。
フォース2ミニスーパーと刻印があり、ヴェゼルを回転させて点灯させます。
明るさはそこまでないですが、ある程度スポットが効いているので、至近距離であればある程度制圧はできるかなと思います。
まとめ
マルゼン製M93R-FS スペシャルフォース。
固定スライドのガスガンはほぼ東京マルイのMk23一強といったジャンルでMk23と同じような「スペシャル」なコンセプトの銃の選択肢が広がったと感じます。
サプレッサーが細い分静音性は劣りますが、トリガープルの軽さはかなり魅力的です。また、アンダーレールも20mmなので色々なライトが付けられますし、この銃のメリットはたくさんあります。